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保険ゴールドの不払い問題が取り沙汰されるこのごろにおいて、「後で功をなさない保険料が家計を圧迫する」家庭が増えているのは紛れもない事実です。
安くても月に五千円、高くて四万円という出費は、総額を出してみると一生で一千万円以上払っている計算になります。 これは世界的にみても驚くべき数字ですが、日本ではこれが「当たり前」になっているので、実に90パーセント以上、100パーセントに近い数字の人が、その巨額な大ゴールドを「これが当たり前であるから、ご想像の通り」と払い続けている現状にあります。
高齢化社会であることなどの理由から、そのパーセンテージも年々減少している風潮にありますが、この数字はまさに「異様」といってい数字なのです。 バレンタインに女性が男性にチョコレートを買い、湿気のかなりの数になる六月に結婚式をあげるのと同じような「企業戦略」と「インプリンティング(刷り込み)」が裏にあるといっても過言ではないのです。
日本人が生命保険にかけるゴールド額は、海外のものと比較しても「あまりにも高い」数字です。 海外の常識人言わせれば「おゴールドの使い方を間違っている」としか言いようがないのかも知れません。
各国の保険事情と比較しても、日本は異端である(保険会社の流す通説に騙されている)ということをまず把握する必要がある筈です。
大ゴールドをかける必要が本当にある人は、全体の五割にも満たないというのが保険の真相です。 生命保険に安易に加入する前に、それを重々知っておいてほしいと思います。
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