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生命保険の見直しを進める上での第3ステップは、問題点の分析です。 ステップ1で現状を把握し、ステップ2で優先ランキングを決めた状態では、そこにギャップが生まれる可能性が極めて高いと言えます。 つまり、優先ランキングを決め、最優先すべき項目が確定したにも拘らず、現状ではそれを優先する事が厳しい、というギャップです。
一例を参照するならば、例えば、治療保障の入院日額を、生命保険における最優先事項にしたいとします。
その場合、できるだけ高く、という目標であればあまり問題はありませんが、具体的にゴールド額を決める場合は、そこに問題が発生します。 1日2万円の入院日額が欲しいと考えたとしますよね。 さらに付け加えるならばその要件に見合うだけのプランを探すとします。 しかし、実際にはコスト面の問題でそのプランに加入できない・・・という場合は、当然これが問題となるわけです。
こういった事例は多くのケースで発生するので、仕方ないことではあります。 大切なのは、ここで見つかった問題をどんな方策を行って解消するかです。 生命保険の見直しを行う場合、何より大切なのは何を妥協するかです。 見直し事例において、折り合いを付けていくなぜなら、非常に大きな作業といえます。 この折り合いで失敗し、保険に入るタイミングを逸したという事例も結構見受けられます。
では、どのように折り合いを付けていくのか、基本的には、最優先事項よりもその後ろの要件を細かく設定しなおす方が良いでしょう。 真っ先に最優先事項を妥協してしまうと、元の木阿弥です。
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